ほっとけやん
ほっとけやん10

ほっとけやん10
~地域とともに生きる~
わかやま新報2008年3月6日掲載

働き充実した生活をおくりたい!
障害者就業・生活支援センターつれもて 山本 直美

就職や職場実習が困難な障害者に、就業および日常的・社会生活上の支援を行うために、障害者就業・生活支援センター「つれもて」は平成16年にスタートしました。登録者のほとんどは、生活が苦しいので働きたいと思っています。年金だけではやっていけないし、年金をもらえない人もいます。
  1人でも多くの人が働ければと実習の機会を提供していますが、実習は、雇用をためらっている事業所の理解を得る手段にもなります。関係機関と連携をとり、より多くの情報を集め、事業所とのつながりを大切に、支援体制をめざしたいと思います。
  また実習は、求職者と私自身にとっては、さまざまな実習を体験することで求職者の長所や短所を把握する手段にもなします。求職者の特性を生かした仕事で、よりよい暮らしを送れるようにしたいと思います。
  しかし、仕事に就けたからといって、充実した生活が送れるとは限りません。支援センターにはさまざまな人が日々訪れます。休日を過ごす居場所。仕事の帰りに立ち寄り、時には愚痴をこぼし、言いたいことを言ってほっとする、みんなが気軽に集まれる居場所。相談(悩みも聞いてもらえる)場所は本当に大切です。また明日も頑張ろうという気持ちになれる場を、今後もめざしていきたいです。
  まだまだ課題はたくさんあります。障害者手帳を提示して面接してくれる事業所や実習の機会を設けてくれる事業を増やす。短時間労働ではなく雇用を、社会保険のある就業を保障する。もっと活用しやすい実習制度にする。余暇活動支援事業など…。
1つずつクリアーできるように、関係機関と連携を持ち取り組んでいきたいと思います。

←戻る11話へ→

上に戻る

Copyright (c) 2001-2005 麦の郷. All rights reserved.