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~地域とともに生きる~
わかやま新報2017年2月2日掲載

麦の郷40周年記念企画
「こころ・ひびきあうフェスティバル2016」

麦の郷居住福祉事業所 岩名 美歌子

 麦の郷は、無認可で立ち上げた「たつのこ共同作業所」から今年3月で40周年を迎えます。迎えるにあたって40周年記念実行委員会が発足され、その部会の一つである余暇支援部では「皆の歌を作りたい!」「仲間の発表会を行いたい!」と企画してきました。
 まず歌を作るのに仲間の皆から歌詞や言葉を募集しました。事業所に行かせてもらい仲間から貴重で大切な話をたくさん聴かせていただきました。皆が乗り越え歩んできた道、曲がりくねって遠回りしても支え合って歩んだから今「皆に感謝している」と言える仲間の言葉。この思いを歌詞に乗せ、大切な大切な歌が2曲できました。
 そして2016年12月17日(土)和歌山市北コミュニティーセンターにて、「こころ・ひびきあうフェスティバル2016」を開催しました。
 たくさんの仲間の作品展示では書道や園児たちで作った旗、今は亡き仲間が無認可時代に「家族を守るんや」と作ったちりとりも展示されました。他にもたくさんの仲間の作品が展示され、どの作品からもすごい力を感じることができました。そして、法人を超えてのステージ発表でも皆さんのキラキラ輝いた姿をたくさん見ることができました。仕事としてクラウンやちんどん楽団のパフォーマンスを披露する仲間の姿に本当に感動しました。よさこい踊りや歌の発表、バンド演奏の仲間のキラキラの後ろには一緒に活動を楽しみ支える職員の姿もあり、仲間だけではなく皆の発表会なんだなと感じ、うれしい時間を過ごすことができました。
 余暇支援部でも「麦の郷ふぉーてぃーず」という音楽隊を結成し、皆さんの前で今回作らせてもらった歌「ねがい ~キミとボクの歌~」と「あ・り・が・と・う」の2曲初披露することができました。たくさんの仲間が舞台に上がってくれ一緒に歌えたこと、たくさんの方に聞いてもらえたこと、余暇支援部みんなの喜びになりました。
 CDも完成し、1月21日に開催された40周年記念シンポジウムで販売もスタートしました。皆さんに覚えていただき、これからいろんな所で皆さんと一緒に歌って、この歌たちが「みんなの歌」になればうれしく思います。
 最後に…仲間の「余暇」。休みの日の過ごし方が難しかったり、自力での移動が困難だったり、生きづらさを感じる仲間が多いのが現状です。少しでも仲間が余暇を楽しめ明日への活力になるよう、これからもいろんな余暇支援を考えていきたいと思います。




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