ほっとけやん

ほっとけやん132
~地域とともに生きる~
わかやま新報2018年5月3日掲載


わたしたち"輝いているよ!"

青年学級すばらしき仲間たち 代表 鈴木 栄作

 「まぁー、奇麗!」「わー、格好いい!」なんと見事なファッションショーで会場全体が歓喜に沸きました。3月24日(土)和歌山市民会館市民ホールにて青年学級すばらしき仲間たち(以下、青年学級)主催、設立40周年行事「すばらしき仲間たちフェスティバル」が開催されました。青年学級の仲間たちを含め、家族や関係者の100名ほどの参加者で40周年を楽しく祝いました。
 今回の行事のテーマは、自分たちの歴史を自分たちで楽しく祝おう!普段できないことへのチャレンジ!と企画し、例会でしている交流や歌、ダンスの披露やおしゃれにも挑戦できました。普段とは違い、特に女性の仲間たちはこの日が近づくにつれテンションも上がり美容室に通い当日を迎えた方もいるほどで、レッドカーペットを歩く姿はとても華麗で優雅でした。
 青年学級は、1976年6月に設立され、障害のある方の当事者交流グループで月に2回土曜日の夕方に集い交流を深めています。当時伏虎中学校の特別支援学級の卒業生9人の仲間たちの願い「みんながバラバラになると寂しい、もっと勉強したい!」と、気軽に集まれる場として担任の前川尚子先生が設立されました。先生は、ただの同窓会ではなく、障害のある方が寂しさや悩みが共有でき学習もできる発達保障の場=生涯学習の場づくりを目指しました。今では仲間たちにとっては欠かせない、元気になれて輝ける場となっています。仲間たちの普段の生活は、一般企業に障害者雇用で勤める方、作業所に通う方などさまざまです。例会には登録者70名ほどに案内して常時30名ほどが自由に集いながら悩みなどを共有してみんなで楽しいひとときを過ごします。運営は全てがボランティアで、麦の郷や多くの方々に支えられて仲間たちの輝ける場が維持されています。先生は13年前に他界されましたが、いつも天から見守ってくれているので一番喜んでくれていることでしょう。
 普段同様に多くの皆さんのご協力により成功できたことに深く感謝申し上げます。特に今回のファッションショーでは劇団ZEROの川端さん、和装着付け師の宇治田さんには衣装の提供や着付けなどで大変お世話になりました。
 今後も青年学級はすばらしき仲間たちと共に輝き続けていきます。そして、障害のある方が気軽に集える生涯学習の場や機会が地域にもっと増えていくことを切に願っています。


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