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~地域とともに生きる~
わかやま新報2010年6月3日掲載

ふるさとをください台湾でも喝采
「ふるさとをください」製作者、和歌山県観光大使 中橋真紀人

 台湾での「ふるさとをください」(中国語字幕版)披露上映会リポート
 2010年5月18日(火)の午後、台北市の中心・武昌街(日本の渋谷のような若者の街)のシネコン「豪華電影院」のシアターで、映画「請給我故郷」〈「ふるさとをください」(中国語字幕版)〉の披露が行なわれました。主催は、台湾のライオンズクラブ300A2地区で、共催は台湾影人協会(芸能協会)、後援は中華民国行政院新聞局・台北市社会局・台北県社会局。
 今回の取組みは、ロケ地・和歌山のライオンズクラブ(335B地区9リジョン)が交流のある台湾の友人の方々に作品を見て貰いたいということから、中国語字幕版の制作費を拠出し、その上映活動を要請したもの。
 上映に先立ち、劇場ロビーで、今回のプロジェクトを推進した顔志發(Chih Fa Yen)栄誉副議長のリードで記者会見。頼阿渓(A-See Lai) 300A2地区ガバナーと畑中益男335B地区9リジョン・チェアパーソンが挨拶、楠富晴さん(那賀ライオンズクラブ元会長=映画に登場する酒店のオーナー)が趣旨説明を行ない、地域の組織が協力した障害者福祉の映画の意味と前例のない画期的な共同アクティビティー(国際交流と社会奉仕の活動)の意義を語りました。
 地元のテレビ局や新聞社、福祉団体の関係者が詰めかけ、反応の大きさを感じさせていました。ライオンズメンバーの李朝永(Tsao-Yung Lee)台湾芸能協会長のお力添えで、ゲストには国会議員や人気上昇中の若手女優の李燕(Lee Yen)さんらも応援に来場。映画は、台湾の障害者団体の当事者やスタッフ多数とライオンズメンバーら350名が鑑賞、物語に惹きこまれると共に、セリフのやり取りに笑いも起きる(特に内藤が千草の両親に結婚申し入れをする場面)など、日本と同じ反応が客席に広がり、ラスト・シーンでは拍手が…!!
 製作母体である「きょうされん」の、台湾の友好組織「エデン社会福利基金会」国際担当者は「とても良い作品。ぜひ台湾でも活用し、市民に見せたい」と高く評価。各方面から今後の上映活動に期待が寄せられています。上映会の終了後には、台北市内のレストランで歓迎交流の夕食会が開かれ、和歌山と東京から参加した22名ひとり一人にライオンズクラブから交流プレゼントが贈られるなど歓待を受けました。
 翌19日には映像産業に力を入れる南部の都市・高雄の市立「電影図書館」(フィルムアーカイブ)で上映会と研究会が開催され、熱心な若い映像関係者が集まりました。

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