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ほっとけやん42

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~地域とともに生きる~
わかやま新報2010年11月11日掲載

『今年もあの顔に会いにいこう!!』~わされん仲間の大運動会~
はぐるま共同作業所和の杜 大中 一

 「今年の夏はホンマに暑かった~」記録的に長く厳しかった暑さもようやく遠のき朝晩が少しだけひんやり感じられるようになった10月初旬。毎年この時期になると和歌山県共同作業所連絡会(以下わされん)に加盟する作業所メンバーが心待ちにしているイベントがあります。「わされん仲間の大運動会」です。県下加盟作業所に通うメンバーたちの健康促進と相互交流を目的に加盟作業所職員による実行委員会を中心に企画運営され、田辺市神島台グラウンドにて開催されてきました。今年で21回目を迎えるこの大会、「もっと近くでしてくれれば参加できるのに・・」の声に応える形で数年前から開催地を海南海草地域を境に北部ブロックと南部ブロックに分けそれぞれの地域でさわやかな汗を流しています。
 大会に参加するメンバーの人数は年々膨らみ、今年北部ブロックは10月8日(金)紀の川市貴志川体育館で開催され16事業所のメンバー職員合わせて約430名が参加、一方南部ブロックは10月1日(金)田辺市神島台グラウンドにて17の事業所メンバー職員保護者を合わせて約500名が参加となり、両ブロックを合わせるとさながら秋のビッグイベントと呼べるスケールの取り組みになってきています。
 玉入れに対抗リレー、フォークダンスなどなど運動会では定番の競技に参加メンバーたちは年齢性別を忘れて大いに盛り上がります。またそれらの競技を見守り競技者全員に向けられる熱い応援が大会に花を添えています。そんな中、北部ブロックの競技にかかせない名物競技があります。「アームレスリング」です。アームレスリング世界チャンピオン小寺弘士さん(鉄腕紀州代表)の御協力により南北での別開催以降ずっと続けられている競技で、作業所を代表する力自慢たちが白熱した名勝負を繰り広げます。準決勝と決勝戦は舞台の上で本物の競技台を使い小寺さんが審判となってのスペシャルマッチとなります。まさしく本物と触れ合える年に一度の「憧れの舞台」ということでこの競技には毎年たくさんのメンバーがエントリーしています。
 運動会の会場では競技での盛り上がりは当然のことながら、久しぶりの再会に湧き出る笑顔笑顔が会場を埋め尽くします。支援学校の同級生、実習先で出会った仲間など普段なかなか会うことのない「あの顔」に運動会では出会えるのです。
運動会を終えた最終の実行委員会はいつもお決まりの一言で締めくくられます。 「あァー 今年も運動会やってよかったなァー」。

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