ほっとけやん

ほっとけやん74
~地域とともに生きる~
わかやま新報2013年7月4日掲載

粉河環境祭
社会福祉法人一麦会 
麦の郷ハートフルハウス創 野中 康寛

 去る5月26日の日曜日に粉河駅前のレンガ造りの壁が目印となる山崎邸で「粉河環境祭」を行いました。この山崎邸の門をくぐり、足を一歩踏み入れると、その佇まいから、まるで時間旅行をしたかのような錯覚に心が奪われ、100年間脈々と流れる時代の気配さえ感じることのできる大邸宅です。
 当日は、大栄環境㈱による企業の取り組み、エコネットきのかわによる啓発展示や環境クイズコーナー、粉河高校KOKO塾による活動報告、NPO法人ハンドインハンドによる体験教室、似顔絵ほんわか堂による出店、創Cafeのペルー産の有機豆を自家焙煎したコーヒー出店や、はぐるま共同作業所の焼き立てパン販売が行われました。また、紀の川流し雛写真コンテストに出展された写真の展示や表彰式も行われました。
 さらに、ステージイベントとして山崎邸の大広間や庭を使って、嶋啓子先生による琵琶の演奏、秀風会の皆様の琴の演奏が行われ、琵琶の音色にあわせた平家物語の語りや心を深く沈思黙考させ寂寞(せきばく)とした気分にさせる和楽器の独特の音色が、古民家山崎邸に響き渡り、贅沢な時間を過ごすことができました。
 粉河高校軽音楽部の練習の軌跡がにじみ出る若者パワーあふれるアコースティック演奏。さらに、スペシャルゲストとして「紅白に送り出したい」との願いがつまった粉河出身のTONPEIさんのLIVE。TONPEIさんの圧倒的な歌唱力と観客の心をぐっとつかむ魅力あふれるMCにより、会場を一体化させ大盛り上がり。最後には主催者である、紀州粉河街づくり塾のメンバーが、「ふるさと」「翼をください」などの懐かしの歌をみんなで歌い幕を下ろした環境祭でした。
 <おしらせ>この山崎邸でHeArt JoIn MovE(こころをつなげて動き出す)という想いがつまってつくられた、麦の郷ハートフルハウス創が古民家カフェをオープンします。
 創Cafe Projectは、さまざまな社会との関わりから少しの時間をおき、社会という重力から無重力状態になった若者たちが、心の解き放ちを行い再び心と心を繋げ動き出す、そんな願いがつまっているカフェです。カフェで出されるコーヒーは、彼らが一粒、一粒ハンドピッキングを行い厳選された生豆だけブレンドし自家焙煎した誰もが楽しめるマイルドな一杯を提供いたします。
 また、地元の食材、麦の郷をはじめとした共同作業所がつくる食材をふんだんに使用しメニューを充実させていきたいと考えています。生まれたてのカフェをみんなで育て、つながって広がるそんなカフェを創っていきたいと思いますので、粉河にお立ち寄りの際は、ぜひ来店をお待ちしております。
 プレオープン=7月26日(金)・27日(土)午後4時~9時、28日(日)午前11時~午後4時
8月より毎週木・金・土曜の午前11時~午後3時オープン

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