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春の陽射しに恵まれ、素晴らしい映画に共感の声! ユニークな企画にも賛同が!!

≪ほっとけやん映画祭≫にたくさんの老若男女が参加!

【2月28日~3月1日】 両日とも晴天に恵まれた“紀の川筋”(和歌山県北部)の市役所に隣接する打田保健福祉センターの「ホール田園」には、2日間で家族連れや夫婦連れなど総勢約300名の方々が訪れ、素晴らしい映画を楽しむと同時に、二つの有意義なトーク・セッションを聞くなど、多彩なプログラムに参加しました。
「見たいと思っていた映画がある」「もう一度見てみたい作品を」などの声と共に、地元紙でも紹介された新作『彼女の名はサビーヌ』を、「本当にこの機会に見られるのですか?」と半信半疑ながらの期待の声もあるなかで、多くの観客が来場しました。
各々の作品がもつ魅力に観客は感動したり、泣かされたり…。旧作であっても「今も新鮮な問題提起を感じさせる」「2回目で見たほうが深い感動を味わった」という感想も…。そして、数本の新作には「こんな作品があることに驚いた」など驚きや共感の声が…。
特に『彼女の名はサビーヌ』は、フランスという文化先進国における障害者の現実を知るという意味でも、世界共通の問題意識を揺さぶるという意味でも、賞賛の声が多く寄せられました。
1日目のトーク・セッションでは、鼎談「障害者の社会参加と地域社会」が行なわれ、榎本芳人氏(和歌山県福祉保健総務課長)が行政の立場を踏まえつつ現状への意見と展望を語られ、映画「ふるさとをください」の撮影段階から支援に取組んだ楠富晴氏(紀州粉河・まちづくり塾代表)はそれ以降の地域の変化と今後の抱負を述べられました。映画を生かしつつ地域の障害者福祉の運動を進める視点で西村直氏(きょうされん理事長)が全国の取組みを説明されました。
2日目は「マスコミ報道における障害者と人権」というテーマで、矢野宏氏(月刊新聞「うずみ火」編集代表:元「黒田ジャーナル」記者)と嶋谷泰典氏(毎日新聞和歌山支局長:「人権と報道関西の会」世話人)を迎えて、中橋真紀人氏(映画「ふるさとをください」製作者)が最近起きている事件を例に挙げつつ「障害者が事件を起こし、その報道で市民に不安感や偏見が拡大する状況をどう見るか」「報道の現場ではどのような議論がなされているのか」という質問を出し、これにゲストが具体的な事例で応えるなど大変に興味深い展開が見られました。
今回の催しは、映画「ふるさとをください」のロケ地で  1周年を記念し、厚生労働省の<地域における施設の拠点機能に着目した事業者支援事業>という助成金を活用した「住民向け啓発イベント」というものです。障害者の問題をテーマにした素晴らしい映画が数多くあるなかで、これらを利用して幅広い世代にアピールしていく貴重な企画のモデルケースになったのではないでしょうか。
今回の成果を踏まえ、主催者や関係者は「注目を集めた催しになったし、参加者には好評だった。ぜひ、来年も何らかの形で同様の企画を続けていきたい」と話しています。

ほっとけやん映画祭

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