無農薬の大根と黒豆で

ニュース和歌山2009年3月17日掲載

くろしお作業所 新お菓子3種類を販売

ダイコンがお菓子に!?。県エコファーマー認定共同作業所「くろしお作業所」(社会福祉法人一麦会、和歌山市楠本)が、完全無農薬で育てたダイコンと黒豆で3種類の新しいお菓子を販売する。作業所メンバーが一生懸命育てて収穫した素材を有効利用することと、安心安全な製品作りを目指しており、職員の田中啓二さんは「無農薬はもちろん、製造過程での添加物も一切使用していません」と話している。
新製品は、県産大根使用の「だいこん おからかりんとう」と、同「大根はちみつ飴」、県産黒豆使用の「黒豆おかき」の3種。かりんとうとおかきは、仲間の所得保障のためにと、「鳴門金時入りおからかりんとう」で昨年初めて手を組んだ宮城県の社会福祉法人はらから福祉会との共同開発。それぞれ国内産小麦粉と国内産もち米を使っている。あめは和歌山の湯浅養蜂のミカンみつを使った。
同作業所の製品は、形が崩れない限界ぎりぎりまで原材料を多量に使用するため、野菜本来のやわらかい味がすると好評。田中さんは「今回のお菓子もおいしいですよ」と話している。
「だいこん おからかりんとう」(70g)と「大根はちみつ飴」(80g)は200円。「黒豆おかき」(60g)は」250円。
お問い合わせはくろしお作業所(℡073・462・2471)