障害者施設でボランティア活動しませんか?
「ほっとけやん倶楽部」発足へ

和歌山新報2010年8月5日掲載

月1日に説明&見学会 人生経験豊かなシニア求む

和歌山高齢者生活協同組合は、障害者施設でボランティア活動を行う「シニアボランティア、ほっとけやん倶楽部」を発足させる。現在一緒に活動するシニアを募集中で、9月1日に説明会と施設見学会を開く。「人生経験豊かな皆さまの力を少しだけお貸しいただけませんか。気軽に説明会にご参加ください」と呼び掛けている。
同組合は「高齢者の、高齢者による、高齢者のための」協同組合で、ことしNPO法人認可10周年を迎えた。福祉事業とお仕事おこし、仲間づくりを3つの柱に活動しており、地域の障害者の生活を支える通称“お助け隊”活動もその一つ。しかし、施設や当事者から寄せられるさまざまな希望に現スタッフだけでは応じきれないため、ほっとけやん倶楽部を発足させることになった。
要望は、作業所の授産商品販売を手伝ってほしい、施設内で障害者の話し相手になってほしい、作業所での内職活動やイベント、レクリーション活動を手伝ってほしい、車いす介助をしてほしいなど。同組合は「地域貢献活動に参加してみませんか。仲間づくりもでき、生きがいや充実感にもつながります」と話している。
説明・見学会の集合は午前10時、和歌山市和歌浦東の喫茶&レストラン「きっちんつむぎ」(日産プリンス自動車向かい、駐車場あり)。その後マイクロバスで移動し、麦の郷/和歌山生活支援センター(三沢町)でオリエンテーションと交流、昼食。午後から施設4~5ヶ所の活動を見学する。解散は午後4時半(集合場所で)。
申し込みは27日まで。申し込み・問い合わせは同組合(TEL073・432・7577=月~金曜日の午前9時~午後5時半)木本さんへ。