三菱電機 冷熱システム製作所「圧力釜の追加購入費」はぐるま共同作業所に寄付

わかやま新報2013年3月17日掲載

三菱電機㈱冷熱システム製作所(和歌山市手平、石川憲和所長)は、同市岩橋の社会福祉法人一麦会はぐるま共同作業所「和の杜」(田中秀樹理事長)に圧力釜を購入するための資金20万円を寄付した。
同社は社会貢献活動の一環として、平成4年に社員の寄付金と、同額を上乗せした金額を社会福祉施設や団体に寄付する制度「三菱電機SOCIO-ROOTS(ソシオ・ルーツ)基金」を導入した。同製作所は、制度を活用して毎年県内の施設などに寄付を行っており、今回を合わせると765万円になる。
15日、同作業所で贈呈式を行い、同製作所の鈴木秀直総務部長がスタッフに目録を手渡した。 同施設は現在、4機の圧力釜を使って納豆を製造している。2機追加購入することで生産を増やし、作業所で働くスタッフの工賃アップにつなげるとしている。
鈴木部長は「活動を継続することが大切。今後も福祉をはじめ、いろいろな形で積極的に貢献していきたい」と話していた。